21.9.10

土瑠茶リサイタル

チターとバリトンのコンサート


【演奏者】
チター 内藤 敏子

バリトン 北村 哲朗


【主な演奏曲目】
さくら(日本古謡) 
波浮の港(中山晋平 ) 
雲よどこへ(内藤敏子) 
夢路にて(S. フォスター ) 
我が夢の街ウィーン 
映画「第三の男」より 
ほか

日時:2010/11/7(日)
第1部:開演 14:00 ~15:30
第2部:開演 19:00 ~20:30
チケット:3,000yen(幼児・小学生・中学生・無料)
※お席に限りがありますのでお申し込みはお早めにお願いいたします。

【演奏者プロフィール】
内藤敏子(チター奏者、及び教育者)

武蔵野音楽大学弦学科を卒業。
スイス・チューリッヒ市在住十数年。チターの魅力にひきこまれバイオリンの演奏活動とともに世界的なチター界の実力者、J.コーザ女史のもとでチターを習得。映画「第三の男」で有名なチター奏者アントン・カラス、20世紀を代表するチター界の巨匠ルーディ・クナーブル氏からもレッスンを受ける。スイスにてチター演奏家ディプロム及びチター教育者ディプロムを取得。

ベルリン市で開催された国際チターフェスティバルにゲストと出演し絶賛される。ドイツの国際チターセミナーや学会等での演奏と講演他国内外で活動。帰国後は日本フィルハーモニー交饗楽団、東京交響楽団をはじめとするオーケストラと協演。1993年~2003年にサントリー大ホールで開催された「チター音楽祭」では、スポンサーや援助団体ももたずに2000席が毎年満席となる。「題名のない音楽会」、「名曲アルバム」、「NHKーFM 芸術祭参加番組」、「NHKおはよう日本」他、2007年12月に放送のNHKラジオ深夜便ナイトエッセイ「私とチター」では、4日連続出演し全国からの反響は大きく半年後にアンコール放送。バイエルン放送協会をはじめ外国でのテレビ・ラジオ番組に出演。2008年3月に大阪フェスティバルホールで開催された公演では2700席が満席となる。同年11月、伊勢神宮第10回「まがたま祭」に於いて、2008年度の奉納演奏者及び代表参拝者に選ばれ、史上初のチターによる奉納が行われた。

著書「第三の男・誕生秘話」は5年の歳月をかけてこの映画の史実を調査した。アントン・カラスの遺族から寄贈された約200点の貴重な写真と資料も掲載し出版。国会図書館、国立フィルムセンター、川喜多映画財団などの保存書にもなった。秋篠宮妃紀子殿下のチターの先生としても知られている。


北村哲朗(バリトン)
東京藝術大学声楽科、同大学院独唱科首席卒業。1989年、ドレスデン国立音楽大学へ留学。卒業と同時にゲルリッツ歌劇場と専属契約、「カルメン」エスカミーリョ役でデビュー。1993年ドイツ国家演奏家資格最優秀取得。1999年国立マリボーロ歌劇場に於いて「椿姫」のジェルモン役、2002年若杉弘指揮歌劇「有馬皇子」、新国立劇場の歌劇「ナクソス島のアリアドネ」ハレルキン役で出演。2006年にイエルク・デームス氏作曲オペラ「痴人と死」のタイトルロールを歌い、クラウディオ役でウィーンデビュー、同CDをリリース。2003年よりロシアのピアニスト、エフゲニ・ザラフィアンツ氏とシューベルト歌曲「冬の旅」他をリリース。藤沼昭彦、中山悌一、L.ベルタニョリオ、K.ヴィドマー、H.ホッター、T.アダム各氏より薫陶を受ける。

東京室内歌劇場会員、二期会会員、都留文科大学非常勤講師。